~デザイン教育分野におけるデジタル化推進と産学連携の可能性を探す~

クラウドベースの3Dインテリアデザインプラットフォームを提供する Coohom は、2025年10月29日、親会社 Manycore Tech(群核科技)のCTO 朱皓(Zhu Hao)氏、および日本事業責任者蒋啓翔(Jiang Qixiang)氏と共に武蔵野美術大学を訪問し、同大学の樺山祐学長、篠原規行副学長ら大学幹部の皆さまに温かく迎えていただきました。本訪問は、デザイン教育のデジタル化に向けた現状把握と今後の展望について意見交換を行い、産学連携の可能性をさらに広げることを目的としたものです。

■ 背景

デザイン・建築・インテリア分野では、近年クラウドや3Dレンダリングなどのデジタル技術導入が進み、教育現場においても新たな学びの形が模索されています。Coohomは、グローバルで数多くの企業・デザイナーに利用されており、教育機関との協力を通じて、次世代の空間デザイン人材育成に貢献することを目指しています。

■ 訪問内容

今回の訪問では、武蔵野美術大学の樺山学長、篠原副学長と面談し、デザイン教育におけるデジタルツール活用、国際的なデザイン産業の変化、そしてデジタルプラットフォームがもたらす新たな教育価値について、幅広い意見交換を行いました。

篠原副学長のご案内のもと、キャンパス内を見学し、同大学が掲げる教育理念や実践的なカリキュラムについて理解を深めました。特に印象的だったのは、世界的建築家藤本壮介氏が設計した図書館建築です。

未来的な外観と開放感のある空間構成を特徴とするこの図書館には、歴代のデザイン専門誌、映像資料、クラシック家具など、多様な資料が所蔵されており、学生たちに豊かなインスピレーションを与える知的環境が整備されています。高度に没入感のあるデザイン環境の中で急速な成長を促しています。

また、武蔵野美術大学の学科体系や充実した実習環境にも深い感銘を受けました。木工、金属加工、ガラス工芸などの専門工房が整備されており、学生は自身のアイデアを最もリアルな物理形態へと具現化できる環境が整っています。

■ 今後の展望

今回の訪問を通じ、Coohom は日本のトップクラスのデザイン学府としての武蔵野美術大学の実力と魅力をより一層感じ取ることができました。これは、今後の産学協力、デザイン教育、技術イノベーションなどの分野での深度な交流に良好な基盤を築きました。Coohom は今後も、日本のデザイン教育機関や研究機関との連携を進め、教育分野でのデジタル化支援及びグローバルなデザイン人材育成に積極的に取り組んでいきます。

武蔵野美術大学へ訪問する様子

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